ウィンドウズの自動更新を止める

ウィンドウズの自動更新がオンの状態だと定期的にマイクロソフトにアクセスする為に通信速度が落ち、またこのプログラムが結構メモリを消費していますのでメモリを少しでも空ける為にもオフにした方がいいです。
ただし、ウィンドウズの更新があっても通知がない為に自分でチェックする必要があります。毎週週末か、1月に1度等自分で決めてチェックすると良いいでしょう。

・Windows98
自動更新の設定が出来ないようでのでOSを変えるか、OSを入れ直しましょう(再度ウィンドウズの自動更新をインストールしなように注意しましょう)。

・WindowsME/WindowsNT2000
コントロールパネルを開いて自動更新を実行し、その後にチェックを外すといいです。
WindowsMeの場合は自動更新がオンですとシステムが不安定になりやすいのでオフにする事を推奨します。
ウィンドウズの自動更新:オンの時  オフの時

・WindowsXP
システムのプロパ ティを開いて自動更新タブをクリックし、その後にチェックを外すといいです(新しい自動更新では自動更新を無効にするを選択します)。
ウィンドウズの自動更新:オンの時(新版)  オ フの時(新版)

 電話線を交換する

通常の電話線は周りの電波等の影響を受け易い為に、ノイズが発生して正常に通信ができない場合があります。
主にアナログモデムやISDN、DSLといった電話線を使った通信に効果があり、特にDSLの場合に効果が大きいです。
ノイズの影響を受け難い電話線を入手して既存の電話線と交換するだけの簡単なものです。
また、少しでもノイズの影響を受け難くする為にシールドタイプのケーブルを使用するといいです。
壁にある電話のモジューラジャックからモデムまで床から浮かない程度に短いケーブルを選んで買いましょう。また電話線の部分は3メートルを超えますと通信速度が落ちますので、それよりも短いものを選ぶようにしましょう。
参考までに エレコム(ツイスト 高品質モジューラ)、サンワサプライ

 ルーターを使用する

・PPPoE限定
主にNTTのフレッツやアッカネット等で使われているPPPoEタイプの通信をする場合に高速なブロードバンドルータを使用すると通信速度が上がります。
PPPoE用のデータへ変換したり、PPPoE用のデータを通常のデータに変換する処理をPCではなくルータがやる為にルータ自体の処理速度が遅いと逆に遅くなるので注意しましょう。
MTU又はMSSを調整する事で若干通信速度を上げる事が可能です。
・PPPoE以外
速度が速いのルータを使うと多少通信速度が上がったという話は聞いてますが、殆どの場合は通信速度が落ちます(落ちる度合いはルータ次第)。
単体のPCで使う場合はセキュリティ機能等のルータの機能に期待して使う以外はあまり恩恵は無いでしょう。

 LANアダプタを速い物にする

10BASEよりは100BASE、100BASEよりは1000BASEのLANアダプタに変更すると速くなります。
また同じBASEであってもLANに使われているチップによっても通信速度が変わる場合があります。長く使用しているとアダプタ自体が帯電してノイズがのる原因になり、速度低下の原因になっている場合もあります。磁気を飛ばすか3年を目安に速いアダプタに変更する等の対策を行いましょう。

 MTU・RWINの調整をする
単純に通信速度を上げる場合はMTUの値をアナログモデムは768、ISDNは1000、主にブロードバンドと言われてるCATV、DSL、FTTHは1500に設定するといいです。ですが、ガディウスは小さいパケットを大量に送るという性質上、通信速度よりも時間辺りのパケット数を稼ぐ必要がありますので500kbpsを目安に通信速度が足りない場合はMTUを小さいパケットサイズにし、余裕があるなら回線毎に合ったパケットサイズにしましょう。アナログモデムは500以下、ISDNは768以下、ADSLの下りが1mbps以下は1000以下にしましょう。DSL回線の場合、下りに比べ上がりの速度が遅いので下りの速度が4mbps以下の場合はMTUは少し低い値にした方がいいようです。
反応速度が遅い場合もMTUの値を低く設定した方が安定し易くなります。
MTUを小さくするとガディウスは結構快適になるのですが、ブラウザなどでWEB巡回等には向かない環境になってしまいます。割切ってゲームする時とブラウザを使用する場合でMTUの設定を変更するのも手段の一つです。
ルータを使用している場合はルータのMTUの値を設定し、使用してない場合はPCのMTUを設定するといいです。ただしルータでPCにMTU値を渡さない物も存在するようです。その場合はルータとPCに同じMTU値を設定するといいです(念の為に両方に設定するのもいいでしょう)。
注意点として電話回線を使用する通信の場合はツイストモジュール等のノイズ対策された電話線を使用して下さい。CATVの場合は外部からのモデムまでのケーブルにシールドを施すといいです。
またADSL(フレッツのみ光も)は48の倍数で指定します。使用回線によって付加される物が違う為ISPは関係ありません。ブロードバンド向け最大パケットサイズの1500を元に理想の数値を表にします。ルータの場合はMTUの値ではなく、MSS値を設定するタイプですとMTU値-40の値を設定するといいです。またルータでMTUの上限が設けられている物も存在しているようです。その場合、理想値から48の倍数の数値を引いてルータのMTU上限値と同じか下回る値にして下さい。
MTUとRWINの設定はMTU RWINをネットで検索するとその説明と設定するツールがありますので、それをダウンロードしてお使い下さい(自信がある人は直接レジストリ変更でもいいです)。

フレッツYahoo!BBe-AccessAcca
MTU値1448145614781474

(この表はおすぎさんの統計結果を元に書いてます。)

 ISPを変更する

データの送受信の際にISP(通称プロバイダ)によって反応速度が違い、また同じプロバイダーであっても地域でも速度が違うのですが、プロバイダーが原因で通信に遅滞が発生してラグの原因になったりする場合があります。
念の為に経路チェックプログラムでTraceRouteをチェックし、70ms以上の数値が出る、又はタイムアウトにならないか見てみましょう(経路チェックは10回程度チェックして平均を見るといいです)。またゲームスペースまでの経路は少ない程いいです(12より少ない経路が理想)
ただDSL回線の場合はツイストモジュール又は高品質モジューラを使用した状態で回線のチェックをしましょう。電話線が原因で回線切れする場合はISPを何処に変更してもあまり意味がありません。
地域等でかなり差がある為に一概にこのISPが良いとは言えません。ただ比較的にIIJDTIが安定して速いようです。
WAKUWAKU、OCN、ぷらら、ODN、DION等はガディウスに向かない場合が多いようです。

 OSを2000かXPにする

Windows9x系は通信がNT系よりも安定していない為、通信が安定しているNT系のOSに変更するといいのです。ただ要求される性能は9x系よりも高い為にシステムの最小構成を参考に変更する必要があります。

 ケーブルのノイズ対策

電話線、CATVのケーブル等は周囲からの電波等で発生するノイズを防ぐ為にノイズウォールノイズチューブを使用するといいでしょう。ただし少々高価なので電話線に使用する場合は素直にツイストモジュール等を買った方がいいでしょう。

 ウィルス対策ソフトを無効にする

ウィルス対策ソフトやファイアウォールは通信内容をチェックしている為に通信にタイムラグが発生したり、場合によっては通信データを消しますのでゲーム中はウィルス対策ソフトやファイアウォールを無効にしてメモリ容量を空けつつ通信速度の安定化を図るか、ガディウスで使っているポートをチェックさせないようにするといいです。